論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

2013-01-01から1年間の記事一覧

II歳入 最後に

II支出の仕組み まとめ 起債、交付金の性格から自転車操業のような自治体も存在する。 税外収入は予測できないからハナから宛にしないところが多い。 交付金の不正使用をみとめない役割が十分にそなわっているので、交付決定の段階から精査する必要があるの…

ディベートで超論理思考を手に入れる 超人脳のつくり方・増補版 読了

外出先の本棚にあったので読んでみたところ意外なほど面白かったのでつい読んでしまった。ディベートの考え方、進め方が概括的にまとめられているので非常に参考になった。 ディベートで超論理思考を手に入れる 超人脳のつくり方・増補版 DVD付 作者: 苫米地…

慈しみの女神たち読了

表題の通り読み終わりました。 この本は面白かったんだけど、読む人を選ぶ本だというのが最初の感想です。詳しい感想文は後日。慈しみの女神たち 上作者: ジョナサンリテル,菅野昭正,星埜守之,篠田勝英,有田英也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/05/26メ…

II歳入 調定

最後に歳入の事務手続きの一つである「調定」について説明して歳入の賞を終わりにしたいと思う。この事務手続きは一般の企業とは異なるだろう。(私は一般的な企業に勤務したことがないのでよくわからない) 1.定義 調定とは歳入の所属年度(何年度の収入な…

II歳入 起債

起債 起債は基本的に毎年行われる。起債のファイナンス的な側面はともかくとして予算編成の段階で非常に重視されるのが起債借り入れ額と償還額のバランスである。 単純な疑問としてなぜ起債は行われるのかというモノがあると思う。これは簡単で前述した交付…

更新してこなかった理由

この三日ほど毎日更新とうたいながら、更新することをしなかった。大変申し訳ありませんでした。 理由を端的にもうしますと、親族の今後の治療について頭を悩ませており、更新まで気力が回らなかったためであります。明日から改めて再開したいと思っていま…

II歳入 補助金(交付金)

補助金収入 補助金をもらうには当然ながら要綱に沿わなければいけない。要綱の中には起債措置を行うことを前提にしたもの、事業執行後別途監査を行うことを設けることもあるため一部リッチな自治体はこれを嫌いオール単費(全部自治体の収入の中で事業を行う…

オーダーノートをつくってきた!

自分は無類の文具好きで紙好きなのでゆくゆくは自分だけの紙や形式でノートを作りたいと思っていた。(電子化できるものは電子化することを良しとする自分でも何かまとめるのはまだまだ紙なのです) いつかいつかとおもいなかなかいけなかったがついに作って…

本に三種類あるのではないかという考察

最近瀧本先生の僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)作者: 瀧本哲史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/15メディア: 文庫この商品を含むブログを見る この本を読んだ。縮小版なのでかつ出版からある程度の時間がたっているため以…

ファストアンドスローをよむにあたって

洋書を一冊読んだだけで終えず、たくさんの本を読もうと思っているのですがたくさんありすぎてなに読めばいいのかわからなかったのですがkindleで安く売っていたのでおもわず購入。 Thinking, Fast and Slow作者: Daniel Kahneman出版社/メーカー: Penguin発…

11月の反省

ブログの内容としては着想はまだいいのだが、いまいちまとめ切れていない印象を受けた。書きたいことが沸き上がってきてそれを消化しきれないままアップしてしたという感じなので、そこを適宜加筆するなどの対応をすればよりわかりやすい文章になるのではな…

II歳入 税収

収の予測 ひとことで税収といってもそれが自治体の懐に入る課程は二つある。一つは消費税のような納税し、法律で定められた割合で国地方で案分するやり方、もう一つが住民税などの自治体が直接課税・納税させるものの二つがある。 ・消費税のような自治体が…

持病

どうやら低血糖らしい。

II歳入 総論

1.歳入の種類(総論) 歳入は地方公共団体の場合大きく分けて四つの収入手段がある。以下がその手段 ・税収 ・交付金(補助金) ・起債借入 ・その他(いわゆる税外収入) 本記事では基礎自治体の予算編成の課程を例に官公庁の歳入について考えていく。 具体…

guesstimation感想。ロジカルに解くフェルミ推定

昨日紹介したGuesstimationの感想です。フェルミ推定に関する本では今まで読んできた中で一番の本でした。 Guesstimation: Solving the World's Problems on the Back of a Cocktail Napkin 作者: Lawrence Weinstein,John A. Adam 出版社/メーカー: Princet…

今年の目標の一つ、洋書を一冊読み切る。

読んだのはguesstimation 。 Guesstimation: Solving the World's Problems on the Back of a Cocktail Napkin 作者: Lawrence Weinstein,John A. Adam 出版社/メーカー: Princeton University Press 発売日: 2009/02/09 メディア: Kindle版 この商品を含む…

ぼくの人生を変えた三人の学者

梅棹忠夫先生 「知的生産の技術」を読んでメモを取ることの重要性を知り、なんでもメモを取ることを習慣づけたきっかけになった先生。今でも「知的生産の技術」は定期的に読みなおしている。 我妻栄先生 いわゆる「ダットサン民法」などを著した日本民法界の…

ぼくが葉巻をやめない理由

たばこは肺がんの原因になるという。確かに私の身内もたばこの吸いすぎで肺がんになった。でもぼくは葉巻を吸い続ける。理由は単純。人間死ぬときは死ぬ。節度を守れば精神衛生上有益であると思ってるからだ、ぼくはなにもしないということができない。葉巻…

特別会計についてにも種類がある

一時期大きな話題になっていた特別会計。 今回はこの制度について軽く説明したいと思います。 ・設置義務があるもの 特別会計を地方公共団体において設置することを義務づけているものがあります。 これらの設置義務の理由は「独立採算制」を義務づけられて…

条文根拠が見当たらない確定拠出年金法

いわゆる401kは公務員が加入することはできないとされているが、これを規定する条文はどこにあるのか。 自分は法62項1号から求めると思ったがどうも決定打にかける。どなたか知っていたら教えていただければと思っている。

I.官公庁会計とは

1.定義 官公庁会計とは、文字通り国及び地方公共団体で行われている会計のことである。官公庁会計には大きく分けて一般会計、特別会計、公営企業会計のみっつがあるが一般的な官公庁会計を指すときは公営企業会計をのぞく二つのことを指す。 2.法的根拠 国に…

いわゆるジョブローテーションについて

公務員業界(特に市町村)ではジョブローテーションを行うのがほぼ常識になっているでしょう。ジョブローテーションとは数年単位で職場を異動することをいいます。 ・ジョブローテーションの利点 若いうちからこれを行うことによって広範な知識とジェネラリ…

首都圏外郭放水路にいってきた

さる2013年11月16~17日にかけて埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路の見学会に参加してきた。 ・首都圏外郭放水路とは シールド工法で建設されたシールドトンネルで、延長約6.3km、内径約10m。1992年(平成4年)度に着工し、2006年(平成18年)度に完成し…

年末調整

年末調整を行う。 今年もさほどは帰ってこないのだろうが、毎年行うにしても税金関係はいつまでたってもなれないものである。

現在の考え、悩みをあぶりだす7コラム法

これも病院で教わった考え方だが、今自分が何に悩んでいるのかというのを悩みの中で忘れてしまうことが多々ある。そこで用いるのがこの7コラム法です。 やり方は以下の様な質問に答えること。 状況;その場の状況をなるべく具体的に。5W1Hにそうと良い。 …

寒い時にはラーメン。

春日部方面に出かけたので春日部駅構内の春日部ラーメンを食べる。シンプルなラーメンで信頼できる。

十行ぐらいでわかる「隷属の道」

今年に夏に大雑把にまとめたハイエク著 隷属の道 のメモが見つかったので一挙公開。 参考にならなかったり、解釈違うよという場合もあるので参考程度にどうぞ。 p25 自由主義=自由を拡大させようとする考え 社会主義=自由を認める範囲を狭めようとする考え …

未来の自分を見る

いつものように行きつけに喫茶店で勉強や読書をして一息ついたら目に前に年配の男性が座っていた。 彼は民法の基本書を読み、わからない箇所をノートにまとめていた。 驚くことに自分と同じところを勉強して、同じように悩んでいる様子だった。 久しぶりに未…

信頼出来ない日本製品

こんなことを書くと非国民なんだといわれそうですが、自分は日本製品を信頼していません。あんなものは高いくせに自分の求めるもの(思考を妨げない、愛着を持てる)モノが少ないと感じており、むしろ値段の低い、いわば使い捨て可能な中国などの製品の法が…

身内のがん宣告を受けて

自分の最も信頼できる親族ががんであるという診断を受けた。うつ病をやっている人間にしてみれば三日何もできなくなるぐらいのストレスとショックであった。 ・なぜショックなのか なぜショックを受けたかの第一の理由は「なりようがないぐらい元気な人」だ…