論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

未来の自分を見る

 いつものように行きつけに喫茶店で勉強や読書をして一息ついたら目に前に年配の男性が座っていた。
 彼は民法の基本書を読み、わからない箇所をノートにまとめていた。
驚くことに自分と同じところを勉強して、同じように悩んでいる様子だった。
久しぶりに未来の自分を見ているようで不思議な気持ちになる。
年老いも勉強を続け己を高めている。自分もこうありたい、と思っている姿そのものだった。
 こんなデジャブは数年に一度あるが、一番驚いたのはまったく同じ腕時計をしていたということだ。
 まさに自分の未来だ。

 似ているところはこれだけではない。本を読んでいる時にき難しそうな顔をしているところも全く一緒。
ほんとに未来の自分がいるようだった。

 

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写真は愛用の時計二本。

以上