英語を聞けるようになりたい
地方で延々と仕事をする職につくと、雑多な都心や海外に出て働く方が非常にまぶしく見えます。もちろん自分は今の仕事を漫然と受動的にこなすつもりはなく、いずれ時がきたらおもしろいことをやってみたいと思っているのですが今はそのための充電期間だととらえています。
そこでやはり一つの目標となるのが「外国語の習得」です。幸い、インターネット全盛であることと大学受験のときに伊藤和夫先生の「英文解釈教室」をみっちりとやっていたおかげで英文を「読む」ことはできるのです。これまでの学習では「書ける」を目標に勉強してましたが、仕事においてはより婉曲的な言い回しを好む業種であるため英文を翻訳する業務は今後発生するおそれはあっても英文を書く業務は考えにくいことから「聞ける・話せる」ことを目標に勉強しなおすこととしました。
・自分が文章読解(日本語)を習得したときを考えると
やはり本を読むことが第一義的にリスニングにおいても重要であることは否定できません。しかし、要所を何冊か読み続けても向上することが認められなかったため「耳」で読む方式を採用したほうが有用であろうという結論になりました。つまり、オーディオブックの活用です。
※オーディオブックとは本の内容を音読した音声ファイルのこと。iphone,ipodにおいてはオーディオブック形式のファイルは倍速、0.5倍速などで再生することが可能。
オーディオブックは残念ながら日本では未だに普及しておらず海外サイトからダウンロードすることが一番の近道となっており、やや遠回りする必要がありますが、現在の円高の恩恵をフルに享受することができるといえます。
現在私が利用しているサイトはaudible.comです。最初の三月は7.49ドル、それ以降は14.95ドル支払えば一冊オーディオブックが購入することに加えて特別価格で二冊目以降も購入することが可能です。ぶっちゃけ一冊購入できれば一ヶ月は持ちます。
なぜならば、本を読むのに係る時間より音声化されたものを聞くほうが時間が係るからです。たとえば、いぜん読んだ「フラット化する世界」は一週間ほどで読みましたが、オーディオブックでは12時間ほどの分量です。自分の通勤時間が30分ほどなので、およそ25日ほどで聞き終わる計算です。
フラット化する世界は面白かったが、英語で読み直すとより面白い。
・習慣化するための仕組み
会員になるとaudibleはニューヨークタイムスかウォールストリートジャーナルをpodcastで受け取ることができます。毎日30分ほどの分量なので、通勤時間で英語を聞くことを習慣化することができ、更に聞き取ることができるとニュースを読む時間も省くことができるという一石二鳥以上の効果をえることができた。
以上のことから、私はaudibleを使用している。いずれは英語を聞き取れるようになりたいのだが、その日が来るのは遠い予感がするが・・・
英文解釈教室。今読み返すとよくもまあこんな難解な本をふたまわし以上したなあ・・・