人を育てるために肝心なこと
自分はまだ部下を持ったことはないが、人が育つのはある一定の方向性があるように感じる。
それは「やらせたことがスキルになる」ということである。苦手でもなんでもやらせてみたことは少なくとも
使い物になる。しかし、それは悪いところもそうである。自分の職場の場合能力があっても責任逃れの尻拭いばかりさせられた場合
やる気をなくすかおなじように責任逃れをするようになる。こうならないようにするには本当に細心の注意が必要だし、無理だろう。
それならば初めから育てなければいい。有能な人間がほしいと思う理由はその職業の属人的業務の多さである。つまり
携わる本人の仕事をこなす量に応じて変化するものが多すぎる。これをなくすためには自動化と効率化しかない(ご存知のように私は
効率化のためならある程度の確度は下がってもいいと考える人間です)。
モノになるかわからない人を育てることにコストをかけるよりも属人的業務を減らすことにコストをかけたほうが生産性も向上し
コストカットにもなるんじゃないだろうか。
それに、人を育てるのは一年とかそこらではできない。そういうことは大学などで行われるべきなのである。
そして自分の能力向上は自身の手でなされるべきである。