論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

調査ものに使うファイルをバージョン管理したい

仕事上エクセルやワードで作成したファイルを次点修正かけたり戻したりをよく行う。このときサブバージョン管理できると便利。 と、いうことで仕事でgitとかtortoiseSVNを使おう!と思って導入しようとしたが管理者権限が必要で作成することができず。それで…

Public 開かれたネットの価値を最大化せよ 読了

インターネットとプレイバシーの問題を踏まえたうえで、公開する意義を説いた本。 情報を公開することで相互監視的作用が働き悪事は未然に防がれるし、企業は情報公開を行うことで経営や財務状況の透明性も図れる。まったく情報公開はいいことばかりだ。 と…

論ずるに値しないという誤解

本ブログのタイトルでいろいろと誤解を招いていることを知る。なんらかのテーマに対して好意的な意見を書いてもタイトルで損をするというパターンである。 恥ずかしい話だがもとはといえばこの名前の由来は論じたことの最後に決め台詞として「論ずるに値しな…

U理論入門読了

一言でいうと、言語化されていない感覚的なものを理論立てている者なので非常に難しかった。これを理解して実行すると大きく自己成長できると確信するに至っているがプレゼンシング以降がどうにも理解できなかった。要するにこの理論はどうやって(How)を出…

経済効果を取るか、徴用を避けるかという問題 輸送船徴用案から考える。

民間輸送船を有事の際に乗組員を予備自衛官として扱うというニュースが入ってきた。http://mainichi.jp/select/news/20140803k0000e040096000c.htmlこのニュースに対する反応は反対派の「事実上の徴用」「政権は戦争をしたいのではないか」 「徴兵制の前段」…

エスペラント語の現在という記事の補足

この補足もmiskompreni かもしれぬ。 当該記事は私が先日投稿した記事の補足説明をするものでありますので、まだお読みになっていない方は前記事をお読みください。 自分のエスペラントに対する分析を行い、それを記事にまとめたところ Hujimaki氏よりTwitte…

エスペラント語に現在ぼくが感じていること

エスペラント語というのを聞いたことがあるだろうか。1880年代にザメンホフという医者が作った人工言語であり、世界共通語を狙って開発、普及された言語である。戦前、戦後にわたり日本にも普及したのであるが人工言語ということから母語話者が少ない、国民…

ベルリッツの世界言葉百科読了

比較言語、多言語話者を目指すとっかかりとして非常に向いている本。平易。 言語、特にヨーロッパ圏の言語に共通性がある以上、ポログリット(多言語話者)になるためににはこの共通性を利用すればいいと気づかせてくれる本。 ヨーロッパ圏での共通性を踏ま…

本の感想の方針

日本の書評ブログは献本されているからかとかく冗長である。そして参考になった、ちゃんと読んだ証拠として付箋をベタベタはった本の写真を添付する。確かにその記事を読んでいて楽しいが本当に自分が読むべき本なのかの取捨選択には向かない。 自分が本当に…

知識創造企業読了

イノベーションは暗黙知(言語化されていないけど知識として持っている者)を共有したのちに実現されるという考え。 要は案に知られていたこと、求めていたことを共有し、マニュアルにすることによってイノベーションを実現する方式をとっているのが日本企業…

「哲学ノート」読了

レーニンが革命前図書館で読んでいた哲学書の感想を抜書き、文句をノートに書き留めていたものを本にしたもの。読書法の一つとして非常に効果があるものではあるが、自分は一回ですべてを理解しようとする「精読」派ではなく早回しを繰り返すことによって理…

肩をすくめるアトラス感想

鉄道会社の再建と崩壊をモチーフに作者アイン・ランドおばさんの客観主義(objectism)について論じた二段組み600ページにわたる本。人間というものはすべて合理的に行動することをよしとするという考えを六十年代のアメリカで適用したらどうなるのかという…