論ずるに値しない。

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誰も調べなかった日本文化史読了

誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)

誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)

 相変わらず意地悪な,斜に構えた視点から日本社会を論じていて読んでて面白かった。
加えて社会学なら当然なのかもしれないが当時の新聞などの原点に細かくあたっていることにも
関心して読んだ。
 今回は日本文化史,すなわち文化について論じられた本であるが「誠意」とはなにか「センセイ」と呼ぶ由来は
なにかなど当時の風俗なども交えて今の誠意や先生などという文化は都合のいいようにオブラートに包んだものであると
断じているのは非常に興味をそそられた。
誠意とはカネ,モノを渡すことである。と断言されたのは気持ちよかった。
同作者のほかの本も購入しているので楽しんで読めそうである