電子書籍と紙の本の違いが判明したらしいけれど
http://gigazine.net/news/20140821-reading-on-screen/
>両グループとも、「物語の背景」や「登場人物」、「ストーリーの詳細」などの項目では同等の正解レベルを示しているのですが、
>物語中の出来事が発生したタイミングを尋ねた設問では、電子書籍を読んだグループが明確に低い正答率を示したとのこと。
>さらに、14個に分けられた話の流れを順番に並び替えるという設問に至っては、電子書籍グループの正答率はもう一方のわずか
>半分ほどしかなかったという結果が浮き彫りになりました。
どうでもいいけれども私は電子書籍推進派である。理由は場所を取らないことが最大の理由であるが、調べ物をしていて本を読むときに
索引ではなくそのものズバリの文言を探すときに一瞬で出てくるのが気に入っている。書き込みができないであったり付箋がはれないというデメリットがあるが
それもいまのところ許容できるし、自炊した本に関してはPDFファイルであるためアノテーション機能を使えば書き込むことは可能である。
それでもやはり不便だなあと思うところは存在する。全体から見て今どの位置にあたるのか、ということが直感的にわからないことである。
活字中毒であるため読むのがつらい本でも読むのをやめることができない私は読み進めてしまうのであるがどうも苦痛であと何ページあるのかを探ってしまう。
これがなかなか電子書籍で判断できないのでつらい思いをしているところである。
しかし、これが電子書籍のすべてがよくないということにはならない。現にデータからは内容理解については紙の本とそん色ないことが証明されている。
このデータの裏付けから紙の本がすぐれているという紙の本が好きで仕方がない人からの意見は通りにくくなったといえるだろう。
たしかに書籍用紙独特の色合いと肌触り、装丁の妙による感動は電子書籍は得られないかもしれないが経済的に本の内容のみを追求するのならば電子書籍でも
何ら問題はない。むしろ電子書籍の問題点は傍から見ていると仕事をしているのか遊んでいるのかがよくわからないことにあるだろう。
仕事中に論理的な文章を書くための方法を記した本をいまだに大手を振って読めないのが目下の悩みである。