論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

京大式カード万能論

 最近情報カードでメモやノートを取ることが多くなった。せっかく自分好みの紙でノートを仕立てたというのにもったいないと思われるだろうが、ノートはノートで使い道はある。しかし、日常のちょっとした記録などには圧倒的に情報カードをつかったほうが便利だと感じる。今回は情報カードを用いたメモ、ノートをどう使っているのかを紹介したい。

・どのタイプの情報カードを使うか
 私は基本的に5x3の情報カードを好んで使用している。このサイズにした理由は以下の通りである。

・持ち運びに優れる
・サイズ的にワンテーマしか書き記せない
・持ち運びをするのに必要なケースなどがかなりの種類ある

ほかにも名刺サイズのものやいわゆる京大式のカードも存在し、自分も京大式カードを併用している。

・運用上の注意
 カードというものの特性上持ち運びやすく、組み替えも自由に聞くためケチケチしないで一枚に一つの事柄だけを書き記し、片面しか使用しないと言う方法が望ましいだろう。
 一枚ワンテーマというのも組み替えや不意に散らばったとしてもあとあと読み返すときに変な混乱をしないですむためである。
 片面しか使わない、というのも読み返すときのスピードや組み替えのときに無用な混乱を避けるために必要な措置である。よくある単語カードのように裏面に和訳をかく、というものもあるが情報カードは覚えるためにも使うがハナから思い出すためにつかうのであればカードを折り曲げたり視線を逸らして思い出そうとすれば事足りる。それよりもパットみたときの一覧性を重視した方が読み返すときにストレスなくスムーズにカードを繰ることができる。

情報カードの問題点、どのように管理するか

 カードという特性上、管理に非常に気を遣う。テーマごとに整理するか、日付ごとにするかなどから風にとばされて散逸するおそれまで様々である。
 テーマごとに並べるやり方もあるが、自分の場合些細なメモもカードに取っておくというやり方をとっているため、時系列順に並べた方が特定の一枚だけでなく周囲のカードをふくめて文脈として当時の記録を思い出すことができるためにこのような形にしている。

・小さなクラフト紙、京大式カード
 もちろん論文やレポートなどをさくせいするために特定のテーマごとにまとめることもある。その場合はあらかじめテーマごとにまとめ、京大式カードに貼り付けることによりワンテーマ一枚原則を拡大して別運用することとしている。京大式カードはテーマまとめやテーマ周辺のデータなどの比較的まとまった内容のをさらにまとめて閲覧する枚数を減らす為の手段としている。

 以上のような方法でカードを運用している。情報カードはカードという持ち運びやすさや紙質からいかようにも応用することが可能である。ノートと異なり感じたこと、気づいたこと一つにつき一枚の原則を貫けばあとで読み返したときに非常に便利だし、その積み重ねが新しいアイディアや盲点を示す。
 自分はこの方式でずいぶんと楽をさせてもらっているとしみじみ感じるので、是非みなさんも参考にしていただきたい。

以上