世の中いやなもので人が集まると派閥ができる。派閥はいわゆる血の繋がりによるもの、地縁から学閥まで様々だろう。
そこで疑問に思うことがある。優秀な人間というのは派閥を作るにあたって出現するのか、派閥の中で優秀になっていくのかという疑問だ。
結論からいうと、群れるから優秀な人間になるんじゃないかと思っている。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというのはプロイセンのビスマルク首相の言葉だが、群れというか派閥の中で数々の事例に接することで知識もみのこなしも洗練されていく。
事例共有がなされない個人では学習効果に大きな差が生じる。これが積み重なっていった結果じゃなかろうか。