論ずるに値しない。

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ドイツ・フランスの会計制度 読了

 ドイツ会計→単式簿記を拡張した会計制度

 フランス会計→完全企業会計 ゆえに資金繰りの問題が発生する。

 会計と統計の違いは監査できるか否かという記述に非常に感銘を受けた。会計検査については専門外であったため

正直なところよくわからなかった。いわゆる監査体制の違いについて書かれていたように思う。

 会計制度は監査可能性が重要であるため単式簿記を拡張した制度であるドイツであっても法律でいつでも監査可能性を確保できるように担保している

という話は日本にはない意識だなと思った。

 この本は我が国の制度がどうなっているかという視点で記述する場面がかなり薄い。ゆえに我が国と比較するために読む本としては不適当だろう。