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論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

愛用時計三選

 最近着用頻度の高い時計で一週間回せるようになってきて時計の面では非常に快適な生活が送れている。今回はこの三つを紹介したいと思う。

 ・nomos tangente date large

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 一番着用しているのがこの時計。大きさ、ケース厚、手巻きの操作性、付け心地すべてが自分のために作られたような感覚を覚える。それほどつけていて心地がいい。今つけている中でほぼ唯一の新品時計。ドイツ時計はこのレベルを越えるとランゲのような数百万円の時計しかないので、事実上日常使用できるドイツ時計の最高級だろう。

 ・tudor ranger

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飛びアラビアダイアルでかつ日付表示のある時計ではもっともバランスのとれた時計がこれだろう。チュードルはロレックスのデュフュージョンブランドで、九十年代まではロレックスとリューズやケースが共通であるのはファンには有名であるがこの時計が好きなのはまさにロレックスと共通のオイスターケースであることに由来する。アンティーク時計であるがケースの厚さも相まって多少の水塗れなどはへっちゃらに見える。この信頼感で雨の日はもっぱらこれで出かける。
 問題があるといえばチュードルのレンジャーに限らずチュードルのこの時期の時計は文字盤が書き直されているものが多くオールオリジナルパーツの個体を探すことが非常に難しいことである。
 私個人はこのデザインとケースが気に入っているのでそういう神経質な部分は気にせず楽しんでいる。

・omega seamaster

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 最後に愛用しているのがこの時計。去年の夏にパッキンが壊れてしまったが、オーバーホールに出してパッキン含めすべてのパーツがきれいになったためにこの当時のomegaのムーブメントの良さが際だって感じることのできる時計である。とにかく機会特有の抵抗を感じない。スムースな巻き上げ、ロービート特有のゆったりとした作動音。腕にきれいに収まる大きさとほどよく日焼けしたダイアル。アンティーク時計入門機としておすすめできる。私自身この時計から本格的に時計趣味にはまってしまったのである。

 機械式時計の魅力は高級なことでもファッション性でもなく個体差であろう。歯車はどうやっても精度に差が出てしまうし、数年に一度オーバーホールに出さないと一気に精度が悪くなってしまう。
裏返せば定期的に整備に出せば死ぬまでどころか死んでもなお孫子の代まで使うことができる。そしてダイアルのやけなど形年変化を楽しむことも大きな魅力の一つだろう。文字通り時の過ぎゆくままに変わっていくその姿を眺めることができる幸せの時間をえることができるのだ。こんなに楽しい趣味はない。

 とはいえ、長年悩ませてきた時計趣味もnomosの購入でひとまずの終焉を迎えた。今後はそこまでに抱えた時計の整備に出すための金策に頭を悩ませることになるだろう。

以上