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論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

趣味の万年筆

 自分は猛烈に字が汚いが、万年筆を日常の筆記において愛用しています。文房具が趣味だから、というのもありますがなにかを「書く」という作業を意識するようになってからインプットを行う機材に人一倍関心を持ったからです。

 ・インプットデバイスへのこだわりあれこれ

 自分はかつてキーボードマニアでした。鍵盤押下機構の多彩さ、打鍵感の異なることを知り、自分に一番あうものを探し始めたからでした。行き着いた先はメカニカル方式+英語配列というものでしたがパソコンを持ち歩くことによりメカニカル方式はあきらめ(そもそもノートパソコンでメカニカル方式を採用したキーボードをのせているものはない)

英語配列のみ未だ愛用しています。(Macbookを使うようになったのもデフォルトで英語配列キーボードを選択できるため)

 さらに自分は「わずらわしさ」を嫌います。そのため思考の妨げになるものを極力排除した結果キーボードと万年筆にはこだわりをもつようになりました。

 

 ・万年筆の魅力 ペン先

 万年筆を選ぶに当たって多くの人が悩むのはペン先をどうするかでしょう。柔らかい金ペンにするか、やすい鉄ペンにするか。字の太さは細い方がいいのか柔らかい方がいいのか。自分はまだ万年筆の世界に入ってから日が浅いため金ペンは試せていませんが字の太さには何本かの試行錯誤の後中字(M)が一番あっていると思いました。

 日本人は細かい感じが多いのと、小さな文字で書くことを重要視するためか細字系が人気な用ですが、自分はあえてそれより太い中字を選びました。理由としては

 ・そもそも小さく書いたところで見返したときに読めない

 ・細字は調整などをしっかりしないとインクがかすれる

 ・カリカリと抵抗感ある筆感よりもインクフローがよくヌラヌラかけるものの方が好きだということ

 

 があげられます。これは個個人の趣味的な要素が多いので何度か試しが気をして自分に一番あうものを見つける方がいいでしょう。

 

・万年筆の難点

 万年筆はいいもので長く使えますが、やはり形あるものには難点が付き物です。万年筆衰退の原因もこれらが影響したものと考えることができます。

 まず、紙に裏移りする事。これはインクを使うという性質上避けることはできないでしょう。裏写りしない用紙を選ぶことで会費はできますが、仕事や生活上紙を選ぶことができないためそれならば裏うつりしにくいボールペンでいいと考える人がでるでしょう。

 次に他人に貸せないこと。万年筆は長年使うことによって使用者の癖を吸収し、自分好みの筆感に育つという最大の魅力がありますが、それが大きな難点となり得ます。自分のくせにあわせたということは他人には扱いにくいものになり、ものによっては他人の癖まで吸収してしまうことによってひどく扱いにくいものになってしまいかねません。気楽に貸すことができないのは商取引において署名を求めるときに大きな弊害となり得るのです。

 最後にカーボン紙など複写紙に使えないこと。これが自分が使うに当たって非常に困ったところです。カーボンコピーをするために筆記するとき万年筆を使う筆圧ではうまく下の紙にまでうつらないのです。かといって強い筆圧で万年筆が壊れてしまいかねない。このようなリスクを背負って万年筆を使うぐらいならはじめからいいボールペンでも買った方がいいと考えるのが素直でしょう。

 これらの難点は人によってはたまらなくかわいくみえるものです。自分もその魅力にとりつかれた一人です。

 あまり他人に勧めにくいものですが万年筆はやはりいいものです。自分の場合よくものをなくすので高いものは買いにくいのですが・・・

 

写真は愛用の万年筆二本。ブルーブラックとブラックのインクを使っています。

 

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以上