論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

Emacsをつかってプログラミング言語をはじめる

もう一度始めよう、プログラミング

 

 自分は昔、パソコンの専門家になりたかった。(PGとかSEという具体的な目標ではなく、漠然と専門家、エキスパートになりたかった)小学生の頃にWin98SE(今思えばほんとにいいOSだった)を使ってインターネットをはじめてからパソコンとそのまわりにある技術や逸話を目にして夢中にのめり込み、中学生になってプログラミングをはじめて(今ではもう書けないし読めない)、Linuxも触りサーバ構築もやっていた。将来はこれを活かして仕事ができればなあとさえ思っていたがいつの間にかそんなことも忘れてここまでやってきてしまっていた。そんなことを以下の文章を読んで思い出した。(自分のTumblrでもリブログ済み)

 

勤めていた工場で派遣切りにあった僕は、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」とか言いながらニート生活をしていた。そろそろ翌月の家賃も払えなくなってきたころ、派遣会社から電話がかかってきた。「プログラム開発の仕事があるんですがやりませんか?」と。そういや履歴書だかスキルシートだかに、Perlがどうたらとか書いたっけ。実務経験もない中卒に仕事まわすとかwww ……とは思ったものの、このままでは本気でホームレス一直線だったので引き受けた。

 

はじまりはそんなもの。たいした覚悟があったわけでもない。

 

派遣された先は従業員数10人くらい、パートさん含めても50人くらいの小さな会社だった。現在手書きの伝票でやっている処理をWeb化したいのだという。システム担当者はおらず、事務員さんがExcelやAccessを使える程度。すべて僕一人でやらなければならない。マジか。

 

ともあれ、まずはサーバである。後々の運用を考えるとLinux系は使えない。事務所の片隅に放置されていたWindows 2000マシンにApacheを入れてそれでよしとした。

 

次はデータベース。でもこの頃の僕は「正規化ってなんれすか?」というレベルだったので基礎から勉強した。なんかMySQLってのがいいらしい→社長に申請→「今Access使ってるからそれでいけ」→「はい」→パフォーマンスの面で問題出るだろうなとは思ったがしょうがない。

 

次は言語。最初はPerlで書こうと思ってたけど、PHPってのが流行ってるらしいのでこっちにした。ウホッ! いい言語……。

 

そして業務内容を把握するため、現場をあっちこっち駆けずり回りながらヒアリングする。ときには部長から愚痴を聞かされ、ときにはパートのおばちゃんから誘惑され、そんなこんなを繰り返し、仕様をつめていく。

 

そして数ヶ月かけて開発したシステムの稼働である。そのときのことは今でも忘れない。

 

現場の人がラインからデータを入力する。サーバにデータが送られてくる。別の事業所からも送信されてきてる。問題ない。事務員さんが伝票処理を行う。問題ない。すげえ、ちゃんと動いてる。お遊びで作ったプログラムではなく、本当に本気の業務用プログラムである。それを僕が1人で作ったのだ。このプログラムで業務がまわり、利益を生み出すのだ。社会に対して、何らかの作用を及ぼすのだ。僕みたいなクズにでも、そんなことが可能だったのだ。

 

そのことに気付いたときの感動を、僕は今でも忘れない。

 

 

 ・今、Emacsを使ってこの文章を書いているがもう一度プログラミングを始めたい。

と、いうことでモジログさんでも何度も扱われており「ハッカーになりたい人への文書」にもおすすめされているPythonをはじめた。Pythonは文法も簡便でかつモジュールが充実しているのでいろいろなものに応用出来るらしいことと、公式含めドキュメントが充実しているので高い参考書を買わないで始められるのが魅力とのこと。以下、読んでいるドキュメント。

 

dotインストール Python入門

 

Python2.7Ja documentation

勉強のため1ポモドーロ(25分)触っていくつもりです。

 

以上