論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

鬱になりまして(発動編)

 実を言うと、うつ病になって仕事はお休みをしている状況ですた。今後のことも含めて経緯と状況を記録しておきたいと思います。

・発症に至るまで
これまで上司が行っていた業務をすべて自分が行うこととなり事務量が増大した。
当初はなんとかこなせていたのですが、増大する事務量に加えてこれまで行ってきた事務の不備(名誉のために言うがこれは四十年以上放置されていたもので私もその引き継ぎがされていなかった案件)
を自分に責任であると追求され、その対策まですることとなった。
 これを行っている最中に動悸が止まらない、吐き気がする、味覚を感じないといった症状が現れ診療内科に受信したところうつ病であると診断されるに至った。

・発症から休職まで
 うつであると聞かされてから最初の一週間は「悪化しないように事務量を減らすようにすること」という旨の診断書をいただき、それを上司に話をしたが
 「困った」「今抜けると参る」などあまり配慮していただけず、吐き気と動悸と戦いながらいわば尻拭いを行っていた。もちろんその間投薬を行っていたが
 それでも症状が軽くなることはなかった。「これは本格的にうつである」と実感してからは当然のことながら毎週のしかかる医療費を考える必要が出てきた。
 幸い私の住む千葉県では自立支援医療制度があり、この制度は特定の病院、薬局において継続的に心療内科等を利用する必要がある場合三割負担である保険料を一割に減免するというもので、
 これを利用するために課税証明(住民税課税通知書でもよろしいとのこと)、保険証、ハンコ、診断書(制度を受ける必要がある旨を
 記した特別なもの。「重度かつ継続」という要件があるらしいがどの程度のものを指すのかはわからない)を最寄りの市役所福祉部局へ申請する。
 当然この時も一人で行い、診断書に「重度且つ継続」という文字や「精神通院」という文字をいやおうもなく突きつけられショックを覚えた。
 ※誤解を避けるために記すが、私はこのような病気に自身とは縁が遠いものと考えていたため「まさか自分がなるとは」というショックである。
 
 その後、病院へ行きむしろ悪化しているという話をして、これ以上通勤すると危ないということになり休職せざるを得なくなった。
診断書を携え月曜日事情を説明し、休職する旨を伝えそうそうに職場を離れたがこれから大変な日々になるという漠然な不安とともに不謹慎ながらも二か月の自由時間を得ることになるという
うれしさも同居していた。
 もちろんその考えは次の朝から崩れ去るのであるが(つづく)