論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

ごあいさつ

# もう一度「書く」という訓練を始めたい うつ病からもようやく立ち直り、仕事場での成果も着々上げつつある最近ではあるが、楽しいことを覚えると忘れてしまうのが文章作法としゃべりの技術である。 私も日々調査に際して図面は書くが喋らず、文章を書かず…

ユーゴスラビアの崩壊を読む

旧ユーゴスラビアの崩壊に関する血みどろの争いはかねてより紛争の火種とはなにか,という観点で最近関心を寄せていたところではあるがこの本は崩壊の経緯はもちろん書かれているが,実際に現地で体験した地獄としか言いようのない現状を記録した本であった…

ターンエーの癒し 読了

僕がこの方十年以上の冨野監督を信奉しているということを差し置いても久しぶりに読んでいて涙が出そうになるぐらい感情を揺さぶられた。 この本は監督が対人関係においての苦労がたたり発症してしまった鬱にも似た症状(おそらくうつ病だろう)とどのように…

フェイスブック 若き天才の野望 読了

映画「ソーシャルネットワーク」の原作のような位置づけの本である。この本についてはすでにいろんなところで感想が書かれているし,あらすじも紹介されているので省くがザッカ―バーグがスゴイのは節目節目に自分の身の丈に合った師匠があらわれたり見つけて…

つかってみよう情報開示制度

冬のコミケに出すおまけの記事が宙に浮いてしまったので公開。3Pぐらいの分量なのでほんとにおまけですが非常に有用な制度だと思うので参考にしてどんどん開示請求してみてください。 ** 趣旨 情報開示制度は公文書等の管理に関する法律(平成二十一年七月…

自分が書いた文章を読んでみる

一年近くこのブログも更新を続けているとそれなりに積み重ねというものがある。新年早々風邪をひいて床についているときにできることといえば本を読むことと音楽を聴くことぐらいであり,自分の中で向上が見込めるのはもう文章とか知識を蓄えるとかそういう…

コミケ御礼

先日開催されたコミックマーケット87において私が所属する「OT研究会」に足を運んでいただき誠にありがとうございました。自分の書いた記事が官公庁会計のしくみというニッチにもほどがある内容にもかかわらず数多くの方が足を運んでいただき,またその場で…

お正月小説のすすめ

中学生の自分,太宰のやりすぎで小説の類が読めなくなった自分であるが(思い出すだに恥ずかしい),勤め人になってからは努めて正月休みにはせめて一冊でも小説を読もうと決意している。休職に伴って中断もはさんでしまったが今なお続く習慣として非常に楽…

今年読んだ本(2014)

*** デビットカッパ―フィールド*** 世界史(まくにーる)*** タートル流投資の魔術*** 私の生活流儀*** 働かないってわくわくしない?*** 本当に好きなことをして暮らしたい*** 抗がん剤3つのやめどき*** 私の財産告白*** 7つの習慣*** 戦争の世界史*** 日…

再度告知

コミケに出ます!内容は・官公庁会計のしくみ(手続編) id:lost_tech こと さな こと 玄田 牛一 こと おれが書いています・映画評論数本 僕の友人の @rakkasan993 さんが書いています 抄訳と農協については選挙の影響でカット,次回へ持ち越しとなりました…

いっそのこと思いきり変更した報道を各社にやらせるという方式はどうだろう

報道の公平さを求める政党が出てきたようだ。これを報道に対する圧力ととるのも構わないがそもそも公平さってなんだと考え込んでしまう。大辞林によると「公平」とはかたよることなく,すべてを同等に扱う・こと(さま)。主観を交えない・こと(さま)。 で…

躁鬱はそいつが書いた文章を読めばわかるんじゃないか問題

先日の記事を改めて読み直すと非常に読みにくいというか感情の波にのまれているというか恥ずかしい限りであるがなんともかんとも非常にままならない状況におかれているんだなあというのはよくわかって恥ずかしい限りである(反復) 考えた限り一目見て「これ…

現場主義が大嫌い

現場主義が本当に嫌いである。正確にいうと現場主義と言い出す人間が嫌いなのである。第一に自身の主義主張を他者に押し付ける。第二に非効率である第三に現場に立っただけで満足するバカが多すぎる ことである。以下解説する。 ・自身の主義主張を押し付け…

「支持政党なし」党は日本版デモエックスたりえるか

今般の衆議院議員選挙において大きな話題となった諸派に「支持政党なし」というものがある。この政治団体の唯一の綱領は「ネット投票の結果による議決権の行使」というものである。団体名が「サギっぽい」とか「いやらしい」という意見も大きくみられたが残…

軽減税率導入の可否についての意見

自分のような立場が食い扶持を減らすような言いざまをするのは問題であるとは思うが消費税を増税するのならば当然に軽減税率を導入すべきであると考えている。 そもそも,富の再分配を目的とした税制とその徴収体制自体に自分は否定的であるのだがそれを行う…

コミケに出展します(告知)

今回も冬のコミックマーケットに出展します。マンガのことは一切触れていませんがコミケには出ます。内容は・官公庁会計のしくみ(手続編) id:lost_tech こと さな こと 玄田 牛一 こと おれが書いています・映画評論数本 僕の友人の @rakkasan993 さんが書…

ライフログの重要性について考えた

最近どうにも寒さのせいなのか疲れを翌日に持ち越してしまうことがある。幸いまだ体力はあるほうなのでなんとかのりきっているが,うつ病から抜け出しつつある状況下においてまたうつうつとした状況に陥りそうで怖いのが現状である。 疲れかうつ状態になるか…

俺は何をしたいんだ問題

うつ病を患ってから「おれは何がしたいんだ」と自問する日々が続いている。サブカル鬱の人と同じようにいままで楽しかったものが急にその楽しさを失い,つまらないものに見える。そういうことが発病してからずっと続いている。仕事ができない(できなかった…

M;TGのブースタードラフトに参加してきた

さる知人からお誘いがあってMTGのブースタードラフトに参加してきた。MTG自体もう十年近くご無沙汰なのでルール覚えているかは微妙だったがなんとかプレイ「は」できた。一本も取れなかったのでほんとにプレイ「は」できたという状態だったし立ち回りも見て…

所得再分配すべきという自縄自縛

消費税増税議論,トリクルダウンの失敗により一部において所得再分配のしくみたる税制を見直しより弱者に所得を分配できるように税制改革をするべきであるという言説を目にする機会が増えた。 この理論は金持ちから税金をより多くせしめて貧乏人を支援する政…

「どうして解散するんですか」サイト問題で浮き彫りになった政治家志望の大学生の胡散臭さ

どうして解散するのかという問いを今回聞くがそれは政局であったり信を問うたりする理由があるということであり正直なところ赤旗祭りなどで安倍やめろコールをするような共産党であったりその他有象無象のリベラルな方々は今回の解散によって自分たちの力を…

HHhH読了

新しい文学の一形態であると感じた。作中と現在の状況を行き来する小説は多いがそれに加え作者の当時の心境や状況まで含めて一つの物語とするのは新しく感じたし可能性を感じた。面白いのは途中でいきなり同じテーマで出た「慈しみの女神たち」に言及してい…

偽善のすすめ 読了

10代向けの本なので読みやすい会話調で書かれていて内容はそんなに濃くない。(反社会学講座のような切れ味もない)だが,読みやすいことは間違いない。内容は偽善とは何か,偽善と悪ならどっちがいいんだ,寄付という視点から考えることから始まり偽善と…

誰も調べなかった日本文化史読了

誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)作者: パオロマッツァリーノ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/09/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 相変わらず意地悪な,斜に構えた視点から日本社会を論じていて…

あなたを天才にするスマートノート 読了

ノートの書き方というより天才の定義のほうが参考になった。論理力,表現力,発想力が伴うと天才になるというものである。ノートの取り方については比較的オーソドックスで「とにかく思いついたことを記そう」というもの。これを継続すれば文章も書けるよう…

告知 冬のコミックマーケットに出展します

冬のコミックマーケットに当選しましたので,標記の通り出展いたします。今回もOT研究会(名誉会長:OT氏をいただく由緒ある団体です。嘘)として出展いたします。出展内容は以下の通りです。 1.官公庁会計のしくみ(手続き編)2.映画評論(Sgt.Chang先生書…

再び常体と敬体について考える

久しぶりにピンズドな記事を見つけたので紹介する。http://nogutyo.hatenablog.com/entry/2014/11/11/073540常体と敬体に関する記事で,結論は常体のほうが意見が伝わりやすい!と書きながら敬体に終始しとるやんけというなんとも説得力のない記事ではあるが…

小沢一郎「日本改造計画」を読む

言ってることは地方分権とそれを行うための財源移譲を行い地方分権社会をつくっていこうというもの。 思うに,小沢一郎本人はこの考えは今現在有していないように思える。この本に書いてある通りの政策を行おうと思えば行えたであろう民主党政権時に は大き…

ようやく「悪魔の詩」読了

上巻をずいぶん前に読んだのだがようやく下巻も読み終わりこれで読み通しということと相成った。 この小説は主人公の「夢」のシーンでイスラム教の神であるアッラーがほかにも神はいるんじゃない?という 意味合いのことを述べていることからムスリムの方々…

消滅可能性自治体に思う

消滅可能自治体のことが出て随分と久しいが,残念ながら危機感は持っているけれど対処の仕方が残念な自治体がみられる。 その自治体は何のとりえも見どころもないのに「知名度を上昇させることが消滅回避につながる」と考えている。これは大きな間違いである…