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論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

官公庁会計

地方公営企業施工規則に規定されている耐用年数表のはなし

地方公営企業施工規則に規定されている耐用年数表のはなし 官公庁会計については、驚くことに「単式簿記・現金主義会計」であるというのは当ブログでも取り上げたところだが(カテゴリ-官公庁会計から見ることができます) 実は病院や電気、上水道などは法律…

官公庁会計のしくみ 移行編のもくじ

官公庁会計のしくみ(移行編)もくじ(案) 以下の通りもくじに従い今後記事を作成し、そのまとめを夏冬のコミックマーケットにおいて発行する予定である。 この目次はあくまで現段階での予定なので執筆状況、進捗、および法律改正により加除されるおそれも…

夏コミでます

夏のコミケにでます 来る8月14日(日)に開かれるコミックマーケット三日目に私の所属し、さるやんごとなき方を名誉会長とするOT研究会が出展いたします。 内容は今年こそ完結、官公庁会計のしくみ(移行編)です。これまでのものと異なり、実際的な移行フロ…

地方公営企業法の適用に関する実務研究会 中間まとめの公表 について

平成26年10月20日付で標記のまとめが公表されました。 概要,及び前文についてはhttp://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zaisei06_02000086.html を参照してください。 本記事では概要版のさらに概要版ですので,詳しい動向や取り扱いについては本文にあ…

官公庁会計のしくみ 決算 議会への提出

** 議会への提出 決算統計を提出した次の議会に(9月ぐらい)議会の決算委員会に提出するための決算資料を作成する。 この資料はfig.のようなものである。 まず歳入と歳出の様式は同様のものである。この資料は款項目別に総額を示し,その内訳を示すのみに…

官公庁会計のしくみ 決算 決算統計(後編)

**** 32表 経営分析に関する調(1) この表では主に事業を継続するのに要した費用を計上する。公共下水道事業においては雨水処理費,高度処理費,(流域下水道の場合)維持管理負担金などをこの表に 計上する。33表との違いは実際に要した費用を計上すると…

官公庁会計のしくみ 決算 決算統計(前編)

*** 決算統計 決算統計は俗称であり,正しくは決算状況調査と呼ばれる。自治体が記帳していた出納記録をもとに収入の分類,支出の分類,他会計から繰り入れた分類,赤字か否か などをチェックするために作成される。通常この決算統計は六月の終わりから七月…

官公庁会計のしくみ IV決算 はじめに

ここからは決算についての説明を行う。企業の決算は一回行えば足りるが官公庁においては二回決算を行う。 議会に提出するための決算と国に提出するための決算(決算統計)がそれである。 ここではシステム導入し,簡単に作成が可能になっている決算統計につ…

帳票の保管

官公庁特有の事情として監査と住民監査請求のための帳票保存がある。これは支出,収入における証拠書類を一定期間保管して必要がしょうじたら適宜 公開するというものである。帳票の保管は会計担当部署の職務の一つとして行われる。また,会計部署が保管して…

官公庁会計のしくみ 会計部署への提出

起票を行い決裁が取れた場合次に行うのは会計担当部門への書類の提出である。会計部門では庁内のすべての金銭が絡む事務を行い、処理する部署のことである。 この部署へ提出し、さらに会計部局での確認が取れてようやく支出することができる。ちなみにこの会…

官公庁会計のしくみ 支出事務のあらまし 起票

起票とは支出負担行為の意思決定を行った後に実際の支出を行ってよいかの意思決定を行うために行う行為の総称である。通常の 支出負担行為が「お金を払う約束をしていいか」という性質の意思決定に対し支出のための起票は「実際にお金を払ってもいいか」の …

官公庁会計の仕組み 支出事務のあらまし 支出負担行為

では実際に支出事務について概説する。支出事務は実際に金銭を支出する前に二度決裁を取る。 一度目は意思決定、二度目が支出決定である。その一度目の意思決定のことを一般的に負担行為といい、この意思決定を 行うために用いる書類を一般的に負担行為票で…

官公庁会計の仕組み 支出編 支出事務 はじめに

*** はじめに ここからは実際の支出事務をどのように行っているのかを解説する。この章の目的は「なぜこのような特別な手続きを踏まなければならないのか」を 説明することと同時に職員なら避けては通れない支出事務についてここで整理することにより職務の…

支出の仕組み 議会上程

ヒアリングを行い、全体の意見集約が完了し一般会計予算の総枠内で予算編成が完了したら次は議会による承認を得る。議会上程に先立ち各会派から予算編成 要望がなされることがある。これは拘束力はあまりないが、なるべく要望に沿った予算案を示せるかどうか…

支出のしくみ ヒアリング

予算計上を行ったら次に行うのは部内ヒアリング、そして財政担当部署とのヒアリングである。 ヒアリングというのは文字通り聞き取り調査のことで文書で示したことや質問したいことを実際に面と向かって会話することで 解消しようとする制度である。単なる調…

官公庁会計のしくみ の更新を再開します

夏のコミックマーケットやツイッター上で多くの方に興味を持ち、本を手に取っていただきありがとうございました。 あの内容が一般企業会計との比較で概説を論じたものであるならばこのブログで連載しているのは手続き編。 いかなる手続きを踏んで会計手続き…

支出のしくみ(予算計上)

支出を行うためにはいくつかの手順をふまえる必要がある。 官公庁会計の場合支出についてある程度わかっているモノについては厳密に計上する必要があるため、支出フローの第一歩目は予算計上から始まる。 予算計上↓財政担当部署とのヒアリング↓予算書議会上…

支出のしくみ 総論

ここまではお金を「もらう」仕組みについて論じてきたが、ここからは「払う」仕組みについて説明したいと思う。 官公庁にとって支出は非常に多くの神経を使う行為である。これは国民、住民のカネを使ってモノを購入したり、事業を行ったりするからである。そ…

II歳入 最後に

II支出の仕組み まとめ 起債、交付金の性格から自転車操業のような自治体も存在する。 税外収入は予測できないからハナから宛にしないところが多い。 交付金の不正使用をみとめない役割が十分にそなわっているので、交付決定の段階から精査する必要があるの…

II歳入 調定

最後に歳入の事務手続きの一つである「調定」について説明して歳入の賞を終わりにしたいと思う。この事務手続きは一般の企業とは異なるだろう。(私は一般的な企業に勤務したことがないのでよくわからない) 1.定義 調定とは歳入の所属年度(何年度の収入な…

II歳入 起債

起債 起債は基本的に毎年行われる。起債のファイナンス的な側面はともかくとして予算編成の段階で非常に重視されるのが起債借り入れ額と償還額のバランスである。 単純な疑問としてなぜ起債は行われるのかというモノがあると思う。これは簡単で前述した交付…

II歳入 補助金(交付金)

補助金収入 補助金をもらうには当然ながら要綱に沿わなければいけない。要綱の中には起債措置を行うことを前提にしたもの、事業執行後別途監査を行うことを設けることもあるため一部リッチな自治体はこれを嫌いオール単費(全部自治体の収入の中で事業を行う…

II歳入 税収

収の予測 ひとことで税収といってもそれが自治体の懐に入る課程は二つある。一つは消費税のような納税し、法律で定められた割合で国地方で案分するやり方、もう一つが住民税などの自治体が直接課税・納税させるものの二つがある。 ・消費税のような自治体が…

II歳入 総論

1.歳入の種類(総論) 歳入は地方公共団体の場合大きく分けて四つの収入手段がある。以下がその手段 ・税収 ・交付金(補助金) ・起債借入 ・その他(いわゆる税外収入) 本記事では基礎自治体の予算編成の課程を例に官公庁の歳入について考えていく。 具体…

特別会計についてにも種類がある

一時期大きな話題になっていた特別会計。 今回はこの制度について軽く説明したいと思います。 ・設置義務があるもの 特別会計を地方公共団体において設置することを義務づけているものがあります。 これらの設置義務の理由は「独立採算制」を義務づけられて…

I.官公庁会計とは

1.定義 官公庁会計とは、文字通り国及び地方公共団体で行われている会計のことである。官公庁会計には大きく分けて一般会計、特別会計、公営企業会計のみっつがあるが一般的な官公庁会計を指すときは公営企業会計をのぞく二つのことを指す。 2.法的根拠 国に…

官公庁会計のしくみ もくじ

本記事は官公庁会計をなるべく平易に自らの経験も踏まえて記録するものです。 どこからでも読めるように配慮して書く予定ですので気になる箇所をクリックして読んでください。 もくじ I 官公庁会計とは II収入 ・予算編成上の収入の種類 税の徴収(税収の予測…

新カテゴリ 官公庁会計について

十一月より週一回ペースを目標に官公庁会計の仕組みを概説したいと思います。 本テーマは自分が一事務吏員、一会計担当者として体験、経験したことを自分なりの解釈でもって著すものです。 この記事は特定の地方自治体に該当する事例もあるかとおもいますが…