論ずるに値しない。

論ずるに値しない文章を毎日書く。内容は読んだ本や今まで考えてきたことがメイン。

この十年で香川県民のソウルフードになった骨付鳥入門

こんにちは!!骨付鳥エヴァンジェリストです!!!!! 本日は、俺たちの香川県を広く知ってもらうための記事です!!(投稿者は香川県出身ですが、埼玉県在住のほうが香川県在住歴より長くなっています) 骨付鳥とは? 画像を見てもらったほうが早いです。こ…

この一年で印象に残った本十冊(後編)

ポケット六法(令和2年版) ポケット六法 令和2年版 発売日: 2019/09/20 メディア: 単行本 はじめて人の金で買ってもらった条文集。 自分は判例六法派なのだが、買ってもらえるならば文句は言うまい。 それ以上に前からなりたかった「条文集使って金を稼げる仕…

チーズとカレーに弱いのでチーズナンを食べに行く

好きな食べ物はカレーとハンバーグとオムライス! と言い切ってしまう小学生男子の舌を持つ私ですが、どうにも食わず嫌いしていたものがあって、それがチーズナンでした。 チーズ大好きなんですが、あのちぎって食べるナンはいくら食べてもお腹おきない(お腹…

この一年で印象に残った本10冊(前編)

数多い自分の趣味の一つに読書というのがあります。数字が増えていく預金通帳を眺めるのも楽しいんですが、文字で追う物語や新しい知見も自分の頭の中に溜め込んでいくのが好きなので、そんな自分の中でこの一年間において読んだ本の中で印象に残っている本…

新社会人を見るときに話すお金のこと

新社会人も仕事に慣れて、初任給ももらい、さて、この(おそらくは人生で始めてもらうであろう)大金をどうしようかしらん、と考えることになろう。 自分がとあるSNSでこの時期になるとだいたい述べることをここに纏めておきたいと思う。大抵はどこかの本の引…

指皮がなくなるとこうなる

悲しいことに、クライミングしていると摩擦力を生み出す代わりになくなっていく指先の皮膚(これを指皮といいます)がなくなってしまった状態でクライミングをしてしまい、散々な結果になりました。 今回は、クライミングしていない人にもわかるように指皮がな…

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

胃を痛める本がついに出た 昨年、ついにみずほ銀行の新システムが稼働した。 苦節19年という長い歳月の中どのようなアプローチでここまでに至ったかをシステム開発の視点から論じた本が本書である。 # 本書の大きな章立て 本書は大きく分けて3つの内容で…

仕事をやめた

はじめに 2月に八年近く勤めていた仕事をやめた。理由は転職するためであるが、辞めるにあたって決めてというかそういう動くに至る経緯をまとめたいと思った。 これはいわゆる退職エントリというものでもないが、それなりに愛着があった仕事をやめるきっか…

幸福の最大化と不快の最小化

人生において最大の目標とはなにかと考えたときに「誰よりも幸福でありたい」と考えるのは当たり前であると思う。もちろん幸福であるというのは、様々な手段や様々な目的を達成することによって幸福であると認識しようとするのが一般的だろう。例えば - 目見…

乾き手のチョーク戦略

乾き手、それはクライミングにおいて手汗をほとんどかかない人の手のこと。 手汗でホールドが濡れることによるスリップはないが、ホールドに弾かれる(文字通り保持をしていたはずがバツっ!と手がホールドから飛ばされる)など乾き手ならではの悩みもある。…

クライミングお金のかかる趣味なのか

最近新しい趣味としてのめり込んでいるクライミング、インドアだと こういう色とりどりの石を登っていくスポーツとしてお馴染みですが 「お金かかるんじゃないの?」 という疑問があるのも確か。ここで私の費やしてきた金額とともに紹介したい。 なお、今回…

ミステリーランチクーリー25を買う

ミステリーランチクーリー25を買う一昨年からボルダリングを始めたのだが,ボルダリングの用具(クライミングシューズ,チョークバッグ,着替え)と仕事道具を全部入れていけるバックパックがなかなか見つからない状況が続いていた。ASAPは水筒入れるとパ…

moonのサイファーパンツを輸入した  

欲しいのに売っていない、よし!個人輸入だ 最近クライミングにハマりにハマり、楽しんでいたのですが、ついに愛用しているパンツが破れてしまった。そこで新しいパンツを探していたのですが、ほしいパンツがあったの買おうとしたらサイズがない。 そこで個…

破天荒フェニックスを読んだ

こんな本だった 倒産寸前のオンデーズを買い取った直後からの復活を描いた半自伝的小説なのだが、経営者が自身の成功事例を書いた本なので基本的に自己賛美的かつ主観的だった。 話の流れが単調 なにか思いつく→成功するもしくは失敗する→すぐに資金ショート…

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ を読んだ

学習効果を高めるためにはどのようにすればいいかを書いた本で、 学習する意味を見つけ 知識をなにかに関連付け 知識定着するためには類推(アナロジー)を使って知識と知識を結びつける 記憶するためには忘れそうなときを見計らって覚えなおそう(ankiというア…

仕事でなにかを教えるときに心がけていること

なぜか昇進して人になにかを教える立場になっている 4月で昇進して誰かに何かを教える、監督するという立場になっている。これまで人に何かを教わることはあれど、教えることがなかった自分としてはこれが必要以上に気を遣うし、どうやって持っているスキル…

「外道クライマー」を読んだ

最近の近況と読んだ動機 自分はここ一年ぐらいロッククライミングにどっぷりはまっており、仕事中心の生活からクライミング中心の生活になっている。(仕事を「八時間のレスト(休憩)」と呼ぶぐらい仕事の生活における優先順位は下がってしまっている) ロ…

* カズオ・イシグロの本を二冊読んだ

いうまでもなく今年のノーベル文学賞受賞者ですが,これまではおじさん向けというかそういうイメージの主題が多くて敬遠していたのでいい機会だと思い,読んでみることにした。読んでみた結果,なるほどこれは年長者あるいはある程度の規模の仕事をやり遂げ…

* 日本の歴史 江戸開府読了

江戸時代についてもう一度勉強しようと思って読んだ。 この本は徳川家康の半生から江戸開府,三代家光までの江戸幕府の基盤をどのように整備していったかという観点から記述した本である。詳しい説明は読んでもらったほうが間違いないので割愛するが,舌を巻…

冬のコミケに出展します

嬉しい事にコミケに出展することができるようになりました。三年連続で落選なしでありがたいことです。 既刊は「法定相続人捜索の手引き」が数冊残っているのでこちらと,「償却資産税申告の手引の手引」を新刊で発行する予定です。 どちらもよりニッチに,…

C92御礼

* 遅ればせながら御礼 去る8月13日に開催されたコミックマーケットにて,弊サークルにお越しいただき誠にありがとうございました!この二回も税務や法務の話というよりよりノウハウ本に近い内容の本で,興味のない方にはひたすら退屈な内容であったかと思…

C92出展情報

ようやくコミックマーケットで出す本が出来上がったので更新と告知(告知しか更新してなくてほんと申し訳ない)。 来る8・13東京ビッグサイトで行われるコミックマーケット92に出展いたします。 頒布物は以下のとおりです -法定相続人捜索のてびき(新…

C92に出展します

ご無沙汰しております。仕事とか私事ですっかりさぼっておりました。この時期の更新といえばこれしかありません。コミックマーケットです。 来る8月13日に開催されるコミックマーケット92に我がOT研究会が出展できることになりました!内容は以下の予定で…

ジェイムズ・ジョイス 読了

* ジョイスとは ジョイスの詳しい業績はWikipediaにて参照するとして、ジョイスがなぜこんなに評価されるかというのは考えるべきである。 まず、ジョイスは作品の内容が評価されているわけではない。(とはいえ面白くないわけではなく、ほんとに内容が評価さ…

客の怒りの原因は何か

# 窓口で客と接するときに感じること 窓口で事務作業の結果を出す仕事(何かの証明を出すとかそういう仕事)をやっていると、怒りを買う事例が多々ある。これについて今回は考える。 # 怒る原因は何か 具体的な統計をとったわけではないが、怒りを買う原因の…

コミケ申し込みました

夏のコミケも申し込みが完了しました。少なくとも私は出展できるとしたら以下の記事を頒布する予定である。 - 法定相続人捜索の手引き(増補改訂版)冬のコミケでは予想よりも多くの人が手に取ってくれたおかげと、プロトタイプ版と言うことで、昼前には全部…

持田信樹「財政学」読了

私は大学で人より少しだけ多くの法律学と歴史、文化事業を学んだ。だが、ちょっとしたボタンの掛け違いでカネ勘定の専門家としてカネ勘定を嫌悪する業界で生活を余儀なくされている。実はこの立場が非常にいやでなんども希望を出しているのだが、どうやらこ…

C92お礼

新年あけましておめでとうございます。疲れからか三が日は風邪で寝込んでおり、ご挨拶が遅れました。本年も通勤の合間にお多mの氏魅いただければと思います。 さて、さる12月31日に開催されたコミックマーケットにて私の所属するOT研究会スペースまでお越し…

高橋是清「経済論」読了

経済論といっても,本を書いたというより国会答弁や講演会をまとめた本であった。テーマごとにまとまっているため,そのことだけ知りたいと思ったところのみ読めばいいというような構成になっている。 高橋是清の日本経済における功績は疑うべきもないが,氏…

「世界を動かすダイナミズム詳解イスラム金融」読了

近年目覚ましくプレゼンスがましたイスラム世界であるが,その中での金融制度について銀行家がわかりやすく説明した本。イスラム教といえばその教えで利息をとることを固く禁じ,それが現在に至るまでも守られているが,それではやはり金融は成立しない。そ…